
〜iモードではどんなコンテンツがよろこばれるの?〜 |
パソコンよりも、携帯電話を持っている人の方が多い現在、iモードやjskyなどの携帯電話などのモバイルを使ってウエブを利用する人も増えてきました。iモード利用者だけでも、契約者数は3000万人を超えたと言われています。インターネット白書2004によると、2004年2月時点の日本のインターネット人口は6,284万4,000人と報告されています。
iモードサイトを作れば、日本のユーザー中約1/3の3000万人に情報を発信出来る事になります。
携帯端末のメリット
いつでもホームページを閲覽してもらえる
広告料金がパソコンに比べて高い
若年層にユーザーが多い
バーコードリーダー等の利用で、URLを打ち込まなくても簡単に目的のページへアクセスできる
まだまだサイト数がパソコン程多く無いので、カリスマサイトになれる可能性がある
携帯端末のデメリット
使えるプログラム等がパソコンに比べると制限されている
通信速度が遅い
パケットを課金される
パケット課金が非常に高いので、iモードなどの端末を利用していると、パケット料金がかからないように節約している事が多く、パソコンのように、何となく気になった事を適当に調べる事は容易にできませんし、容量もパソコンに比べれば圧倒的に制限されます。そのため、何かに特化したサイト作りを心がけた方がアクセスも集中しやすいかと思います。

iモードコンテンツを作る上で一番役に立つのは、やはりNTTdocomoの公式ホームページだと思います。
作ろうiモードコンテンツ
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/index.html
iモード用ホームページエイディターを使用するのも便利ですが、表現も限られますし、タグをメモ帳に書くタグ打ちでもそんなに時間はかかりません。普通にhtmlを自由に記述してホームページを作成出来る方なら、簡単にiモード用ホームページを作る事が出来ると思います。丸一日あれば十分鑑賞にたえられるホームページ出来あがるでしょう。
使用できるタグがかなり限られているので、作るコンテンツによってはコンテンツ以外はテンプレート化してしまったほうが早いと思います。また、機種によっては仕様以上の事が出来る事もあります
〜iモードのお約束〜
文章はSJIS、画像はGIFのみ表示可能ですが、
携帯のグレードアップでJPGも使用できるようにはなりましたが、GIFが望ましいです。
1ページのサイズは501で2kバイト(イメージファイルを含む)以内。
502以降では2k以上でも閲覧できます。但し5kぐらいまで。(2k推奨)
CGI対応JavaScriptは対応していません
機種ごとの絵文字はPC見ることはできません。(要絵文字用ソフトの組み込み)
URL・ブックマーク URLエンコード後の文字長は最大200バイト
直接入力可能なURL長はそれぞれ最大100バイト
ブックマークに登録可能なURL長最大100バイト
登録可能なブックマークのタイトル長は24バイト
ブラウザ-制限 |
スクロール |
縦スクロールのみ(長文は自動で折り返されます) |
タグ |
BRタグ、Pタグの改行処理はそのまま |
リンク |
リンクからリンクへの移動は上から順番に移動 |
HTML対応表 |
HTML1.0 |
対応機種 |
501i以降全ての機種に対応 |
HTML2.0 |
対応機種 |
502i・209i・821i |
2.0の機能 |
アニメGIF対応
アニメーション画像
待ち受け画面設定機能
メロディダウンロード機能
着メロダウンロード機能
|
HTML3.0 |
対応機種 |
503iシリーズ |
3.0の機能 |
基本的には2.0を拡張したもの
個体識別情報対応
画像付きメール機能
SSL(データーの暗号化)機能
全機種カラー対応
JavaScript(iアプリ対応)
|
iモード タグ一覽 |
<!-- **--> |
ブラウザで表示させたくないコメントやメモを**のところに書いておくことができる。ここから見出しなど、自分のわかりやすいように書き込んでおくと便利です。 |
<A 属性>**</A> |
URLにリンクをはる |
<BASE 属性> |
HTMLファイル内で扱うURLの基準にするパスを指定 |
<BLINK>**</BLINK> |
文字や画像を点滅させる(502以上) |
<BLOCKQUOTE>**</BLOCKQUOTE> |
左右両端をインデント(段落下)にする |
<BODY 属性>**</BODY> |
属性指定で本文テキストの色、背景色の色、リンクの色を指定できる。(カラー対応機種のみ) |
<BR> |
改行 |
<CENTER>**</CENTER> |
文字や画像を中央揃えにする |
<DD>** |
定義型リストで内容を表示。 |
<DIR>**</DIR> |
箇条書きにする。「・」が前につく |
<DIV 属性>**</DIV> |
文字列や画像をの位置をそろえる |
<DL>**</DL> |
定義リストを作成 |
<DT>** |
定義リストで見だしを表示 |
<FONT 属性>**</FONT> |
文字列の色を指定 |
<FORM 属性>**</FONT> |
フォームの指定 |
<HEAD>**</HEAD> |
ヘッダを記述 |
<H1>**</H1> |
見出しの文字列を1から6まで指定できる。 |
<HR> |
水平線を表示 |
<HTML>**</HTML> |
htmlで書かれた文章であることを表す。全てのタグはこの間に書く |
<IMG 属性> |
画像の表示 |
<INPUT 属性> |
フォームでデーター入力の受け入れ |
<LI> |
リストを表示 |
<MARQUEE>**</MARQUEE> |
文字列のスクロール表示 |
<MENU>**</MENU> |
リストを表示 |
<META>**</META> |
ページの情報など |
<OL>**</OL> |
<番号つきリストを表示 |
<OPTION 属性> |
|
<SELECT> |
タグの中で選択された項目に応じて値を返す選択フォームなどに使う |
<P>**</P> |
1行あけて改行 |
<PLAINTEXT>** |
**の部分をそのまま表示タグも変換されない |
<PRE>**</PRE> |
**の部分の文字列をそのまま表示、空白や改行も反映 |
<SELECT>**</SELECT> |
選択フォーム用のリストを作成 |
<TEXTAREA>**</TEXTAREA> |
複数の文字列を送信してもらうためのフォームタグ |
<TITLE>**</TITLE> |
そのページのタイトルを指定
|
<UL>**</UL>
<LI> |
<LI>とあわせて・のリストを作成するタグ |
画像対応表 |
|
4.0 |
3.0 |
2.0 |
1.0 |
ノンインタレースGIF |
○ |
○ |
○ |
○ |
インタレースGIF |
○ |
○ |
○ |
× |
透過GIF |
○ |
○ |
△ |
× |
アニメーションGIF |
○ |
○ |
○ |
× |
JPG |
○ |
□ |
非 |
非 |
〜表の見方〜
○ = 対応
△ = カラー機種のみ対応
× = ノンインタレースGIFとして表示される
□ = JPG対応機種のみ対応
非 = 非対応
501シリーズは白黒2階調ノンインターレースGIFのみ
502シリーズよりインターレースGIF、アニメーションGIF、透過GIF(カラー対応機種のみ)です。
503シリーズより一部JPEG画像が閲覧できます
もし各iモード機種の画面よりおおきな画像を作ってしまっても、その画面に合うように自動的に縮小されます。
iモード用の待ち受け画面などは94×74ピクセルが推奨されています。
最高でも94×102までで、解像度は72dpi程度です。ちなみに、94×74ピクセルの画像はこんな感じです。

文章ばかりでは辛いので、たまにはサービスかっとをwドット絵です。
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iモードにしか対応していないiモード用タグがあります。iモード利用者にとってとても便利な機能なので覚えておきましょう。
iモード專用タグ一覽 |
<a href="tel:09012345678">電話はこちら</a> |
iモード独自の機能で、このタグを使う事で電話をかけさせる事ができます。 |
<A href="tel:電話番号" telbook="名前" kana="半カナ名前"
email="メールアドレス">アドレス張登録</a> |
機能はリンクする事で自動的に携帯に電話番号やメールを登録させることができます。
★503以降の機種に対応 |
<a href="mailto:○○@docomo.ne.jp?body=http://www.○○/i/>
お友達にしらせる
</a> |
?body=○○
にアドレスを入力すると、iモードを持っている友達にお知らせしてくれる機能をもったメールが起動します。メール内容に勝手にbody=以下の文章なりが挿入されます。 |
<a href="http://www.○○/i/" accesskey="1">1</a>をクリック |
1・ロシアンルーレット
2・サバイバル
3・ぺ・ヨンジュンが好きな人が身近に居ない
こんな感じのリンクがあった場合に、ダイヤルプッシュを押すとリンクを押せる機能です。携帯では、タブでしか移動できないため大変便利な機能です。 |
普通にhtmlを自由に記述してホームページを作成出来る方なら、簡単にiモード用ホームページを作る事が出来ると思います。が、iモード用のhtml解説ページがまだまだ少ないのでこのコンテンツを作ってみました。もう少し情報量を多くする予定なのでおたのしみに(!?)
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